
「イヤ!」が口グセの子どもに、ついイライラしてしまう…。
共働きや交代勤務で疲れていると、なおさら心に余裕がなくなりますよね。
でも、パパだって子どもの気持ちに寄り添いながら、上手に感情をコントロールしたいもの。
今回は、わが家の実体験をもとに「パパがイライラしないための気持ちの整え方」をご紹介します。
子どものイヤイヤ期とは?パパも知っておきたい基礎知識

まずは、子どもがなぜ「イヤイヤ」言うのかを理解することが大切です。
知識があるだけで、心の持ち方がずいぶん変わりますよ。
いつから始まっていつ終わるの?
子どものイヤイヤ期は、早い子で1歳半ごろから始まり、ピークは2〜3歳。
この時期は「魔の2歳児」とも呼ばれ、自己主張が爆発する時期です。
でも、ずっと続くわけではなく、徐々に落ち着いていきます。
なぜイヤイヤ言うの?
「自分でやってみたい」「こうしたい」という気持ちは育ってきたけど、
言葉や手先が追いつかない…。そんなもどかしさが「イヤ!」という形で表れます。
つまり、イヤイヤ期は“心の成長”の証しでもあるんですね。
パパがイライラしないための気持ちの整え方

感情的にならずに接するには、パパ自身が気持ちを整える習慣を持つことが重要です。
イライラを未然に防ぐ3つのコツをご紹介します。
完璧を求めすぎない
「ちゃんとお着替えして」「急いで!」「おもちゃ片付けて」…
言いたくなるけど、相手はまだ小さな子ども。
つい求めすぎて、自分で自分を追い込んでしまうことも。
「まあ、今日はこれでOKか」と思える柔軟さが、気持ちの余裕につながります。
「今は成長中なんだ」と捉える
何でもイヤ!思い通りにならない!それはまさに成長の証。
「この子、今まさに脳が育ってるな」と考えると、怒りも少し和らぎます。
一歩引いて、心の中で実況する感覚を持つと◎。
ひと呼吸おいてみる習慣
どうしてもイライラしそうになったら、その場で深呼吸。
少し背を向けて、10秒目を閉じてみるだけでもOKです。
感情のスイッチをオフにする小さな習慣が、パパのメンタルを守ってくれます。
どうしてもキツい時の乗り切り方
どんなに意識していても、毎日余裕を持つのは難しいもの。
そんなときは無理にがんばりすぎず、頼る・抜く・共有するがカギです。
ワンオペのときは「がんばりすぎない」
夜勤明けや一人きりの育児。そんな日は、もう「がんばらない」と決めてOK!
レトルトや冷凍食品に頼る、家事は最低限だけにする。
“やらない勇気”がパパを救ってくれる日もあります。
夜勤の合間で子どもとの時間をどう作るのかは【夜勤パパの”子どもとの時間”どう確保する?限られた時間の使い方】にどうぞ。
夫婦で共有・連携しておく
交代勤務の場合は、引き継ぎがカギ。
「今日は○○がイヤイヤ強かったよ」とLINEで共有するだけでも、次のシフトのパパ・ママの気持ちが違います。
パートナーと協力する体制があれば、どんな日もなんとか乗り越えられます。
家事分担の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。→【我が家の”家事分担ルール”大公開!共働き夫婦でうまく回すコツは?】
まとめ|パパも「イライラしない力」を育てていこう
子どもと一緒で、パパも“日々成長中”。
最初からイライラしない完璧なパパなんていません。
少しずつ、失敗しながら、自分に合ったペースで「気持ちの整え方」を見つけていきましょう。
家族みんなが笑顔になれる日が、きっと増えていきますよ。
コメント