「朝の支度がバタバタすぎて、毎日クタクタ…」
そんな共働き家庭、特に交代勤務パパには、1分1秒がとにかく貴重。
僕も「日勤は朝4時起き・夜勤は朝帰り」…という過酷な生活の中で、家事も育児もどうやって回せばいいか、悩み続けてきました。
でも、ある日を境に朝がラクにまわるようになったんです。
そのカギが「タイムブロッキング」という考え方でした。

この記事は、こんな人におすすめ!
- 朝の時間をもっと効率よく使いたい
- 朝のバタバタを減らしたい
- 話題のタイムブロッキングを知りたい
この記事では、朝の支度をスムーズに回すために僕が取り入れた「タイムブロッキング家事術」について、実体験をもとに紹介していきます!
交代勤務の朝はとにかく過酷だった

夜勤明けや早番の前でも、家事と育児の“朝のバタバタ”は容赦なくやってきます。
子どもの準備、自分の支度、朝ごはん、ゴミ出し…すべてをワンオペでこなす朝は、時間との闘いでした。
何から手をつければいいのか、毎日が綱渡り状態。余裕なんてまったくなかったんです。
時間が足りない朝、何が問題だったのか?
僕の平日の朝はこんな感じでした。
- 日勤のとき:4時起床→5時出発までに朝食・洗濯・出勤準備すべて済ませる
- 夜勤のとき:朝3〜5時に帰宅→寝ずに朝家事→子どもを起こして朝食&保育園送り
どちらのパターンでも、「とにかく時間が足りない」。
家事は後回しになりがちで、土日にまとめて消化。
そのぶんママの平日の負担が増え、疲れや不満が溜まり…家庭の雰囲気もピリピリ.
子どもともすれ違いが続き、「あれ?今日まともに顔合わせたっけ?」と思うことも。
こうした状況が続いたことで、「このままじゃダメだ」と朝の仕組みを見直すきっかけになりました。
もし、夫婦がすれ違ってしまったときの対処法は「共働き夫婦の”すれ違い解消法”パパがやってよかったこと」で紹介しています。
「タイムブロッキング」で朝が変わった

そんな朝時間の混乱を少しでも減らしたくて、僕が取り入れたのが「タイムブロッキング」。
「次に何するんだっけ?」という迷いが減り、朝の動きがスムーズに!体力的にも精神的にもラクになったんです。
タイムブロッキングってなに?
タイムブロッキングとは、ざっくり言えば「やることを時間でブロックして、先にスケジュールを決めておく」方法です。
ToDoリストの“やること管理”ではなく「何時から何時に何をやるか」を最初からブロックして予定に組み込むのがポイント。
たとえば:
- 4:00〜4:20 洗濯&朝食準備
- 4:20〜4:40 自分の身支度
- 4:40〜5:00 保育園バッグの最終チェック、ペットの世話
このようにタスクの「順番迷子」や「時間オーバー」を防げるため、朝の限られた時間を効率よく使えるようになります。
実際の我が家の“タイムブロック例”
● 日勤の朝(4:00起床/5:00出発)
時間帯 | やること |
---|---|
4:00〜4:20 | 朝食準備&洗濯機回す |
4:20〜4:35 | 自分の身支度 |
4:35〜4:45 | 保育園バッグ最終確認・ママへの引き継ぎメモ |
4:45〜5:00 | ペットの世話・家の戸締り・出発準備 |
● 夜勤の朝(3:00〜5:00帰宅/子ども起床前)
時間帯 | やること |
---|---|
5:00〜5:30 | 洗濯・朝食準備 |
5:30〜6:00 | 保育園の荷物セット・乾燥機稼働など |
6:00〜6:30 | 子ども起床→朝ごはん・着替え |
6:30〜7:00 | 保育園送り出し→帰宅後就寝 |
ひとりで抱え込まない。仕組みと協力で回る朝に

タイムブロッキングの効果を最大化するためには、「自分ひとりでやる」からの脱却も大切。
家族でやることを分担したり、前日準備の仕組みを作ったりと、協力体制を整えることで、朝の負担はグッと軽くなりました。
「全部パパがやらなきゃ」ではなく、回せる仕組みを作ることがカギなんです。
「家電」「ママと分担」「前日準備」で余裕をつくる
タイムブロックを使っても、1人で全部やるのは正直キツい。だからこそ仕組み化と協力が大事です。
- 前日準備:着替えセット、水筒、朝食の仕込み
- 時短家電:食洗機・洗濯乾燥機をフル稼働
- ママとの共有:ToDoリストやチャットで家事の引き継ぎ
「全部自分でやらないと…」という思い込みを捨ててから、朝の負担がグッと減りました。
家事・育児は夫婦で分担するとかなりラクになるので、「我が家の”家事分担ルール”大公開!共働き夫婦でうまく回すコツは?」こちらの記事を参考にしてみて下さい。
子どもとの時間を生む“1分”の余裕
朝の忙しさの中でも、たとえばこんな「1分」を大切にしています。
- ヨーグルトを一緒に食べながら今日の話をする
- 「おはようのギュー」で1日をスタート
- 好きな音楽を流してリズムに乗って準備
こうしたちょっとした時間が、子どもとの関係性や家庭の空気を変えるんですよね。
まとめ:「朝に仕組み」をつくれば、家庭も整う
- 朝のバタバタは“気合”じゃなく“仕組み”で乗り越える
- タイムブロッキングで、やることと時間を見える化
- 家事も育児も回るようになり、子どもともママとも関係がよくなった
忙しいからこそ、「朝を整えること」=1日を整えること。
限られた時間をどう使うかで、家庭のゆとりも、家族の笑顔も変わってきます。
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