【実体験】子どもと犬が安全に暮らすための5つのルール|共働き家庭の工夫とは?

育児

「小さな子どもと犬って、一緒に暮らせるの?ストレスとかケガとか心配。」

そんな疑問や不安を持つ方も多いのではないでしょうか。

我が家では、共働きかつ夜勤交代制という生活スタイルの中で、2歳の娘と2匹の愛犬と暮らしています。

バタバタと忙しい日々の中で、子どもと犬が安全に、そしてお互いにストレスなく過ごせるようにするのは簡単ではありません。

ですが、ちょっとした工夫やルールを取り入れることで、家族みんなが心地よく暮らせる環境をつくることができました。

この記事では、僕がリアルな生活で学んだ「子どもと犬が安全に暮らすための5つのルール」と「共働き家庭だからこそ必要だった工夫」をご紹介します。

「これから赤ちゃんと犬が一緒に暮らす予定」「すでに一緒にいて、悩みがある」という方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

なぜ「子ども×犬」の共存が課題になるのか

提供元:写真AC

子どもと犬、どちらも家族として大切な存在。できることなら仲良く過ごしてほしいですよね。

でも実際には、子どもと犬の共存には多くの課題やリスクが潜んでいます。

特に幼児期の子どもは、まだ感情のコントロールや力加減が難しく、犬にとっては“予測不能な存在”です。

突然大声を出されたり、しっぽを引っ張られたりすることで、犬が驚いたり、ストレスを感じてしまうことがあります。

また、犬側にも「安心したい」「静かに過ごしたい」という気持ちがあるため、無理に近づけることでトラブルが起きるケースも。

共存をうまく進めるには、「お互いにとって安全な距離感」をつくっていくことがとても大切です。


子どもと犬が共存するための5つのルール

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我が家では、子どもと犬の生活を安全に保つために、日常の中で実践している5つのルールがあります。

どれも小さなことかもしれませんが、積み重ねることで子どもと犬の信頼関係が育ち、トラブルも大幅に減りました

ここからは、それぞれのルールを具体的にご紹介します。


ルール①:犬の“逃げ場”を確保する

犬がストレスを感じたり、ゆっくり休みたいと思ったときに「安心して逃げられる場所」があることは非常に重要です。

我が家では、リビングの一角に犬専用スペースを用意し、ベビーゲートで娘が入らないようにしています。

この“逃げ場”をつくることで、犬が無理に子どもと関わる必要がなくなり、自然と落ち着いて過ごせる時間が増えました。


ルール②:子どもに“触っていい場所・ダメな場所”を教える

2歳児は、まだ力加減も理解できず、犬をおもちゃのように扱ってしまうことも。

そのため、普段から「ここはなでてもいいよ」「お耳としっぽは触らないよ」と具体的に伝えるようにしています。

一緒に犬をなでながら、「優しくね」と声をかけてあげることで、少しずつ娘の行動も変わってきました。

繰り返しの積み重ねが大切です。


ルール③:必ず親の目が届く環境で遊ばせる

子どもと犬の接触は、必ず親が見守れる範囲内を徹底しています。

特に夜勤明けで片方の親が寝ているときは、行動エリアを制限し、もう一人が見守れるようにしています。

どちらかに任せきりにせず、物理的な距離感も大切にすることで安心感が増します。


ルール④:食事・おもちゃの時間はしっかり分ける

「ごはんの時間」や「おもちゃの取り合い」でのトラブルは意外と多いです。

犬のフードやおもちゃを子どもが奪おうとすると、犬が本能的に反応してしまう場合もあります。

我が家では、犬と子どもは別の時間・場所で食事をし、おもちゃもそれぞれ専用のもの別の場所にを用意しています。

お互いに干渉しない時間をつくることで、落ち着いて過ごせるようになりました。


ルール⑤:「子どもと関わらない自由」も犬に与える

「犬は子どもとずっと一緒にいて当然」と思われがちですが、実は“関わらない自由”があることが一番の安心材料になることもあります。

子どもが犬に近づこうとしても、犬が自分のスペースに入っていたら「いまはおやすみしてるから、そっとしておこうね」と伝えます。

この繰り返しによって、娘も「ワンちゃんの気持ち」を理解するようになってきました。


共働き・夜勤家庭だからこそ気をつけていること

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我が家は共働き+夜勤交代制のため、家族全員が一緒に過ごせる時間が限られています。

だからこそ、「どちらかが不在でも安全に過ごせる環境づくり」がとても重要でした。

たとえば、

  • 犬と子どもの動線を分ける工夫(ゲートや仕切り)
  • 室内カメラで別室の様子をチェック
  • 子どもがひとりで犬に近づかないよう家具の配置を調整

などを実践しています。

忙しいからこそ“事故を未然に防ぐ仕組み”を先に作っておくことが、日々の安心につながっています。


共存生活をして良かったと感じること

子どもと犬の共存は、もちろん大変なこともありますが、得られるものもとても大きいと感じています。

たとえば、

  • 娘が「優しくする」「待つ」ことを自然と学んでいる
  • 犬たちも、子どもの存在に慣れ、落ち着きが出てきた
  • 「家族全員で支え合っている感覚」が生まれた

など、日々の生活の中でたくさんの成長や絆を感じられるようになりました。


まとめ

子どもと犬の共存には、注意すべきポイントがたくさんあります。

でも、それぞれの立場を理解して環境を整え、小さなルールを守ることで、安全で心地よい生活が実現できます。

我が家もまだまだ試行錯誤の真っ最中ですが、「家族全員が心から安心できる暮らし」を目指して、これからもアップデートを続けていくつもりです。

この記事が、同じように悩んでいるパパ・ママのヒントになれば嬉しいです。

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