
「イヤ!」が口グセの子どもに、ついイライラしてしまう…。
共働きや交代勤務で疲れていると、なおさら心に余裕がなくなりますよね。
でも、パパだって子どもの気持ちに寄り添いながら、上手に感情をコントロールしたい。

この記事はこんな人におすすめ!
- 子どもの”イヤ!”にどう対応したらいいのかわからない
- ついイライラしてしまう自分を変えたい
- ワンオペの時に気持ちが爆発しそうになるのを減らしたい
今回は、わが家の実体験をもとに「パパがイライラしないための気持ちの整え方」をご紹介します。
子どものイヤイヤ期とは?パパも知っておきたい基礎知識

まずは、子どもがなぜ「イヤイヤ」言うのかを理解することが大切です。
知識があるだけで、心の持ち方がずいぶん変わりますよ。
いつから始まっていつ終わるの?
子どものイヤイヤ期は一般的に1歳半ごろ〜3歳ごろまでと言われています。
早い子では1歳を過ぎたあたりから、自我が芽生えて「自分でやりたい」「思い通りにしたい」という欲求が強くなっていきます。
パパとしても、「あれ?なんか最近やたらイヤイヤ言ってくるな…」と感じたのが始まりでした。
でも正直、最初は“ただのワガママ”だと思っていて、「好きなことしかしたくないんだろうな」くらいの感覚で、深く考えていませんでした。
しかし、こちらの思い通りに動かないだけでなく、なにもかも「イヤ!」で返されることが続き、「これは普通じゃないかも…?」と困惑。
初めて“イヤイヤ期”という言葉をちゃんと調べて、これは子どもの成長に必要なステップなんだと理解できました。
なぜイヤイヤ言うの?
子どもにとって“イヤ”というのは、自分の気持ちを表現するための手段のひとつ。
言葉でうまく伝えられないからこそ、「イヤ!」というシンプルな表現が多用されてしまうんですよね。
僕も最初は、急いでいる時や外出先(特にスーパーなど)でのイヤイヤにイライラしてしまい、「もういい、そのまま泣いてなさい」と言ってしまったこともあります。
でも、よく観察していると「これをしたかったんだ」「これは嫌だったんだ」と子どもなりの理由があることに気づきました。
そこからは少し気持ちに余裕を持って対応できるようになりました。
パパがイライラしないための気持ちの整え方

感情的にならずに接するには、パパ自身が気持ちを整える習慣を持つことが重要です。
イライラを未然に防ぐ3つのコツをご紹介します。
完璧を求めすぎない
正直、「毎回イヤイヤに付き合ってたらこっちが持たない」と思うこともありました。
特にワンオペ状態のときや仕事の疲れがたまっていると、つい完璧を求めてしまいがち。
でもそれが自分のストレスになるだけだと気づいてからは、「今日はこれだけできたからOK」と自分をゆるめるようにしています。
「今は成長中なんだ」と捉える
イヤイヤ期は、子どもが“自分”という存在を育てている証拠。
そう捉えられるようになると、「またイヤって言われた…」ではなく、「自分の気持ちを言えるようになってきたんだな」と思えるようになりました。
実際に、「今ぶどう味のゼリーがブームらしい」と分かれば、それを買っておいておけばグズりを回避できたり。
子どもの“今”を知っておくことが、対応のヒントになると実感しています。
ひと呼吸おいてみる習慣
どうしてもイライラしそうになったら、なにかを言う前にその場で深呼吸。
少し背を向けて、10秒目を閉じてみるだけでもOKです。
感情のスイッチをオフにする小さな習慣が、パパのメンタルを守ってくれます。
イヤイヤ期の子供にかける声かけテクは【「もう無理…」が減った!パパのイヤイヤ期・声かけテク集】で紹介しています。
どうしてもキツい時の乗り切り方
どんなに意識していても、毎日余裕を持つのは難しいもの。
そんなときは無理にがんばりすぎず、頼る・抜く・共有するがカギです。
我が家でもどうしてもダメなときは、ママに対応をお願いしています!
パパではイヤだけど、ママだとよかったりまたその逆のパターンもあるので、臨機応変に対応できるようにしています。
ワンオペのときは「がんばりすぎない」
夜勤明けや一人きりの育児。そんな日は、もう「がんばらない」と決めてOK!
レトルトや冷凍食品に頼る、家事は最低限だけにする。
“やらない勇気”がパパを救ってくれる日もあります。
パパがワンオペの時は、イヤイヤされても頼るところがないので、散々甘やかしてます。笑
夫婦で共有・連携しておく
我が家では、「今日こんなことでイヤイヤしたけど、こうしたら機嫌が直ったよ」みたいに、その日の対応法を夫婦で共有しています。
ちょっとしたことですが、「じゃあ明日はこれを準備しておこう」「このパターンが来そうだね」と先回りして動けるようになり、対応もラクになってきました。
「今日は○○がイヤイヤ強かったよ」とLINEで共有するだけでも、次のシフトのパパ・ママの気持ちが違います。
パートナーと協力する体制があれば、どんな日もなんとか乗り越えられます。
好きな食べ物やおもちゃなど日替わりで変わっていくので、そういうのも夫婦で共有するとイヤイヤすることも減っていきます!
家事分担の考え方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。→【我が家の”家事分担ルール”大公開!共働き夫婦でうまく回すコツは?】
まとめ|パパも「イライラしない力」を育てていこう
子どもと一緒で、パパも“日々成長中”。
最初からイライラしない完璧なパパなんていません。
僕自身は感情的になったら負けだと思って子どもと向き合ってます。
少しずつ、失敗しながら、自分に合ったペースで「気持ちの整え方」を見つけていきましょう。
家族みんなが笑顔になれる日が、きっと増えていきますよ。
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