共働き家庭で毎日バタバタ…家事も育児も「こなすだけ」で精一杯になりがちですよね。
でも、あるときふと思ったんです。
「子どもと一緒に家事をやれば、時間も気持ちももっとラクになるかも?」
今回は、わが家で実践している「子どもと一緒にできる家事」をご紹介します。
楽しみながら、親子の時間も確保できる一石二鳥のアイデア、ぜひ取り入れてみてください!
子どもと一緒に家事をするメリットとは?

「家事は大人がやるもの」「子どもにはまだ早い」と思われがちですが、実は子どもと一緒に家事をすることには、たくさんのメリットがあります。
ただのお手伝いにとどまらず、親子の関係づくりや子どもの成長にもつながる大切な時間になるんです。
ここではその主なメリットを3つご紹介します。
親子のコミュニケーションが増える
家事を一緒にすることで、自然と会話が生まれます。
たとえば「この服だれのだろう?」「次は何する?」など、日常の何気ないやり取りが、親子の距離をぐっと縮めてくれます。
特に共働き家庭や交代勤務のパパ・ママにとっては、子どもと向き合える貴重な時間。
短い時間でも、一緒に過ごす「濃い時間」を意識的に作ることが大切です。
子どもの自主性・生活力が育つ
「やってみたい!」「自分でできた!」という気持ちは、子どもにとって大きな自信につながります。
洗濯物をたたんだり、お皿を運んだりといった小さな家事でも、成功体験を積み重ねることで、自分から動けるようになる子も少なくありません。
また、「生活力」が自然と身につくのも大きなポイント。成長するにつれて、家事ができる=生活の中での自立につながります。
パパ・ママの家事負担も軽くなる
もちろん、最初は時間がかかったり、うまくできなかったりすることもあります。
でも、子どもと一緒に少しずつ慣れていくことで、ゆくゆくは「家事戦力」にもなってくれるはず。
「ありがとう」「助かったよ」と伝えることで、子ども自身も役に立てたことを喜びますし、家事が“ポジティブな経験”として記憶に残ります。
親の負担を減らしながら、家族みんなで生活を支え合う土台づくりができます。
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子どもと一緒にできる家事3選

「子どもと家事をしたいけど、何から始めればいいの?」
そう思うパパママも多いかもしれません。最初は難しいことや時間がかかることよりも、“簡単で安全にできること”からスタートするのがポイントです。
ここでは、実際にわが家で取り入れている「子どもと一緒にできる家事」を3つご紹介します。
楽しみながら、親子の時間もつくれて一石二鳥ですよ!
子どもと一緒にできる家事① 洗濯ものをたたむ・運ぶ
洗濯ものをたたむ時間は、わが家のちょっとしたおしゃべりタイム。
「これパパのだね〜」「この靴下ちっちゃい!〇〇ちゃんのだね!」なんて会話しながら進めています。
たたむのがまだ難しい年齢なら、「運ぶ係」でも十分お手伝い。
「これをママの部屋に置いてきて〜」とお願いすると、子どもも嬉しそうに張り切って動いてくれます。
我が家ではたたみたい!と言うので、とりあえずやらせてみて後でたたみ直したりもしています。
洗濯物をそのまま運んでもらうと崩れてしまうので、我が家では下記のような子供用のかごに入れて運んでいます。
子どもと一緒にできる家事② おもちゃの片付け・お掃除
散らかったおもちゃの片付けも、やり方次第で楽しい時間に変わります。
たとえば…
- タイマーを使って「制限時間チャレンジ」
- 「赤いものから集めよう!」と色分けゲーム風に
- 小さいモップやハンディ掃除機を使って“お掃除ごっこ”
お片付け=遊びにすると、子どもも自主的に動いてくれるようになります。
我が家では床を掃除をするときに下記のような子供用のクイックルワイパーで一緒に掃除しています!
子どもと一緒にできる家事③ 簡単なお料理の手伝い
キッチンに興味が出てきたら、ぜひ料理にも挑戦させてみましょう。
- サラダの具を並べる
- ボウルで混ぜる
- おにぎりを丸める
- 盛り付けを手伝う
火や包丁を使わない範囲でできることからスタートすればOK!
「自分で作った」という達成感もあり、食への関心にもつながります。
普段は食べないものでも、自分が作ったとなると”おいしい!”と食べてくれることもあるのでおすすめです。
子供用のエプロンなどを用意しておくと、さらに張り切ってくれますよ!
子どもと家事をするときのポイント
子どもと一緒に家事をすることにはたくさんのメリットがありますが、いざ始めてみると「時間がかかる…」「むしろ手間が増えた…」と感じる場面もあるかもしれません。
そこで、親も子もストレスなく取り組めるように、いくつかのポイントを押さえておくとスムーズです。
ここでは、わが家でも意識している3つのコツをご紹介します。
うまくできなくても「ほめる」
最初から完璧にできる子なんていません。
タオルがぐちゃぐちゃに畳まれていたり、おもちゃの片付けが雑だったりしても、「やってみようとした気持ち」が大事です。
ついつい「違うよ」「こうして!」と言いたくなる場面でも、まずは「やってくれてありがとう」「助かるよ」と声をかけることがポイント。
子どもにとって“家事=楽しい・認められる”と感じる体験になるように意識してみましょう。
一緒にやる時間をあらかじめ確保する
忙しいとつい「自分でやったほうが早い」と思ってしまいますよね。
でも、せっかく子どもが「やってみたい」と感じていても、急いでいると親がそれに応えられず、モチベーションが下がってしまうことも。
わが家では、出勤前などのバタバタしている時間は避けて、「今日は夕方に一緒にやろうね」と時間を決めておくようにしています。
気持ちと時間に少し余裕があるだけで、子どもとの家事タイムがずっと楽しいものになります。
「やってくれて助かった!」と気持ちを伝える
家事に限らずですが、子どもは大人の言葉にとても敏感です。
「これだけじゃダメだよ」よりも、「やってくれて助かったよ」「すごいね」といった“プラスの言葉”を伝えることが、子どものやる気を育てます。
また、「パパ(ママ)助かっちゃった!ありがとう!」というひと言があるだけで、子どもにとっての達成感がまったく違ってきます。
家族の一員として役に立てた、という実感は、自信や責任感にもつながっていきます。
おわりに
家事と育児を分けて考えると「どっちもできない…」と追い詰められがち。
でも、子どもと一緒にやってみることで、家事が“親子の時間”に変わることもあります。
まずは1つ、「今日の洗濯、一緒にやってみる?」から始めてみませんか?
子どもとの時間の作り方については、【夜勤パパの子どもとの時間どう確保する?】でも詳しく紹介しています。
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