子育てに追われる中で、「なんだかママと温度差がある…?」と感じたことはありませんか?
自分はうまくやっているつもりでも、ママから見ると“ズレ”を感じていることも。
放っておくと小さなすれ違いが積み重なり、溝が深まってしまうこともあります。
この記事では、我が家の経験をもとに「夫婦の温度差」を埋めるためにパパが意識してきたことをご紹介します。
なぜ“夫婦の温度差”が生まれるのか?

まずは、そもそもどうして夫婦の間に温度差が生まれてしまうのか。
その背景を理解することが、すれ違いを解消する第一歩になります。
子育ての“優先順位”が違うから
ママは子どもの体調やご飯、睡眠に敏感。
一方でパパは仕事の疲れもあり「今日は無事に終わればOK」と思ってしまうことも。
どちらも間違っていないけれど“何を重視するか”の視点がずれていることが原因になりがちです。
相手の状況を“想像”できていない
パパは「手伝ってるつもり」でも、ママからすれば「言わないと動かない」と感じてしまう。
それは、お互いの頭の中ので考えてるやらないきゃいけない家事や育児など、見えている景色が違うからこそ。
まずは“自分と同じではない”と認識し、何を考えているのかを理解することが大切です。
くれぐれも家事・育児を“手伝う”という感覚でやらないようにしましょう。
伝え方の“温度”もズレている
「ちゃんと言ったのに伝わってない」と感じること、ありますよね。
言った言ってないで論争になることも…
でも実は、声のトーンやタイミング、言葉選びで、相手の受け取り方が大きく変わります。
温度差を埋めるためにパパが意識したこと

温度差は放置するとどんどん広がるもの。
でも、パパが少しだけ“視点”を変えるだけで、ぐっと縮まることがあります。
“答え合わせ”をする時間をつくる
子どもが寝た後に10分だけでも「今日のこと」を話す時間を持つようにしました。
「これでよかった?」「こうしてみたけどどう思う?」と、相手の感じ方を知るだけでも温度差はぐっと埋まります。
聞いてみて実践して、また聞いてみる、これを繰り返すことが大事です。
“やってるつもり”をやめる
「これだけやってるのに!」と思っていた時期もありましたが、それは“自分基準”。
今は「相手がどう受け取ったか」がすべてだと考えるように意識しています。
疲れてくると自分基準になってしまう傾向が多いので、家事・育児は最低限やりつつも自分自身の回復にも努めましょう。
効率よく休む方法は「夜勤明けのパパの”回復ルーティン”を公開!効率よく休んで、家族時間もキープ」でも紹介しています。
ママの“反応”を言葉以上に見る
疲れているとき、ママは言葉よりも表情や態度にサインを出しています。
「うん」と言ってても目が笑ってない…。そんなときは手を止めて、まず声をかけるようにしています。
どんな状況でも自分の感情は表に出さずに、落ち着いて冷静に話を聞くようにしましょう。
まとめ
夫婦の温度差は、どんな家庭にも起こり得るもの。
でも、「違って当たり前」と受け入れたうえで、小さな声かけや確認を積み重ねていけば、自然と歩み寄ることができます。
すれ違いに気づけただけでも大いなる一歩ですが、さらにもう一歩近づいてみること。
それが、家庭の空気を穏やかにしてくれる大きな一歩になるはずです。
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