やりたいことがあるのに、子どもがなかなか寝てくれない…。
寝かしつけの時間が長引くたびに「早く寝てくれ〜!」とイライラした経験、パパならきっとありますよね。
でも、怒ってしまうと余計に寝ないし、寝かしつけが嫌いになってしまう…。

この記事は、こんな人におすすめ!
- 寝てくれない子どもにイライラするのを減らしたい
- 寝かしつけが”苦痛な時間”なのを変えたい
- スムーズに寝かせる方法を知りたい
そ寝かしつけタイムを少しでもラクにするために、僕自身が実際に試して効果があった5つの工夫をご紹介します。
毎晩のバトルを減らし、寝かしつけ後の自由な時間を取り戻しましょう!
なぜ寝かしつけはパパにとって“イライラタイム”なのか

寝かしつけは子育ての中でも特にパパがイライラを感じやすい時間帯です。
仕事から帰ってきてホッとしたいのに、なかなか子どもが寝てくれず予定が狂う。
そんなときに「なんで寝ないの!?」と言いたくてもグッと我慢してしまい、モヤモヤが溜まる…。
さらに自分の自由時間が減ってしまうことで、ストレスがどんどん積み重なってしまうのです。
ここでは、パパが感じる寝かしつけの“イライラポイント”を具体的に見ていきましょう。
すんなり寝てくれない → 予定が狂う
「寝かしつけ=自由時間の始まり」と思っているパパは多いのではないでしょうか。
僕もまさにそうでした。
共働きで家事・育児に追われる中で、子どもが寝た後の時間だけが唯一の“自分の時間”。
だからこそ、寝かしつけに時間がかかると「なんで寝てくれないんだよ…」と焦りとイライラが積み重なっていきます。
寝かしつけがスムーズにいかないと、パパのスケジュールが大きく狂います。
予定通りに動けないと気持ちの余裕がなくなりやすいのが、寝かしつけの難しさです。
「なんで寝ないの!?」が言えないモヤモヤ
疲れているとついイライラが表に出てしまいそうですが、「なんで寝ないの?」という言葉は子どもにとってプレッシャーになるので言えないですよね。
そうすると心の中にモヤモヤが溜まっていき、自己嫌悪に陥ることも…。
本音をぶつけられない葛藤が、寝かしつけ時のストレスを大きくしてしまいます。
寝かしつけでの子どもとのリアルなバトルは【え、これ俺だけ?共働きパパの“寝かしつけバトル”のリアル】でも紹介しています。
自分の時間が削られるストレス
しかも、寝かしつけてそのまま自分も寝落ちすることが多く、自由時間すら得られない日も…。
ママとの寝かしつけの担当をめぐって軽く喧嘩になることもありました。
そんなとき、我が家では“子どもに選ばれた方が寝かしつけ担当”というルールを決めて解決しました。
共働きパパの夜のルーティンは、“共働きパパの夜ルーティン”保育園後~就寝”までのタイムスケジュール”でも紹介しています。
寝かしつけでイライラしないための5つの工夫

寝かしつけは子どもの成長に欠かせない大切な時間。
とはいえ、パパがイライラしがちなのも無理はありません。
そこで、実際に試して効果があった5つの工夫をご紹介します。
これらを取り入れることで、寝かしつけの時間をパパにとっても負担の少ない、むしろ楽しみな時間に変えていきましょう。
1. スマホ禁止!一緒に寝る“覚悟”を決める
寝かしつけ中にスマホを触っていると集中力が分散したり、光で部屋が明るくなり子どもも寝るモードになりません。
スマホを置いて子どもと向き合い、一緒に寝るという覚悟を決めることで「パパも寝るんだ」と子どもに伝わり、寝やすくなります。
ですが、子どもと一緒に寝てしまうと、その後の”自分の時間”がなくなってしまうので、寝ないようにするのがとても難しいです。
我が家では、週に3回くらいは子どもと一緒に寝てしまいます…。
2. 寝かしつけ前にしっかり遊ぶ
日中に体を動かして遊ぶことで、子どもの体力をほどよく消耗させてあげるのがポイントです。
遊びを通してパパとの絆も深まるので、寝かしつけの際にリラックスしやすくなり、寝つきが良くなる効果も期待できます。
ただ、あまり体力を消耗させすぎると、寝かしつけ前に寝てしまうので、本末転倒になってしまいます。
我が家では、寝かしつけ前のふれあい遊びが習慣に。
ごっこ遊びや絵本タイム、子どもが選んだ遊びに全力でつきあいます。
「今日は保育園で友達におもちゃをどうぞできなかった…」など、子どもが日中の出来事を話してくれるのもこの時間。
成長を感じられる会話が増え、イライラよりも「癒しの時間」と感じるようになりました。
3. 「寝かせよう」としない声かけにする
「寝なさい」と言うよりも、「そろそろお布団でゆっくりしようね」など、寝かしつけに直接触れない優しい声かけに変えてみましょう。
子どもが自分で寝る気持ちになるサポートになるため、自然と寝かしつけがスムーズになります。
あまりに寝ない場合は、「おばけさんがくるよ」など少し怖がらせると、興奮した気持ちを静めるのに効果的です。
4. 読み聞かせはパターン化しておく
読み聞かせのレパートリーを固定しておくと、子どもも安心して聞けるし、パパも気持ちがラク。
「今日はこれね」とルーティン化すると、スムーズに寝かしつけモードに入れます。
我が家ではお気に入りの絵本を3冊もって寝室に行くようにしています。
5. 寝かしつけ後の「ごほうび時間」を作る
寝かしつけが終わったら、パパのごほうびタイム。
ママと一緒にデザートを食べたり、スマホで趣味の動画を見たり…その時間があるから頑張れる!
“ごほうびが待ってる”という気持ちで、イライラせずに寝かしつけに臨めるようになりました。
それでも寝ない夜はどうする?

どれだけ工夫しても、どうしても寝ない夜は必ずあります。
そんなときは無理に完璧を目指さず、肩の力を抜いて対処しましょう。
ここでは、寝かしつけがうまくいかないときの心構えと具体的な対応策をお伝えします。
「今日は特別」と割り切る日があってもOK
どれだけ工夫しても寝ない日は、あります。
昼にたくさん遊んだとか、お昼寝が長すぎたとか…。
「今日は特別」と割り切ることで、自分を責めずに済むようにしています。
寝かしつけ=毎日同じではなく、その日ごとに違って当然です。
夜泣きで効果があった寝かしつけの方法は【我が家の夜泣き記録|パパが試して効果あった6つの対策】で紹介しています。
パートナーにバトンタッチする勇気も必要
どうしてもつらい夜は、無理せず「代わって」と伝えることも大切。
以前はお互い頑張りすぎて喧嘩になりそうなこともありましたが、今は「今日はお願い」と素直に頼れる関係になりました。
我が家では、寝かしつけが“しんどいタスク”から“子どもの成長を感じられる癒しの時間”に変わったことで、夫婦どちらも進んで担当したくなるようになりました。
まとめ|寝かしつけを“しんどい時間”にしないために
寝かしつけはパパにとって時にしんどく、イライラが募る時間ですが、完璧を求める必要はありません。
今回紹介した工夫を取り入れながら、自分のペースで少しずつラクにしていきましょう。
工夫次第で寝かしつけはパパにとっても楽しいコミュニケーションタイムに変わりますよ。
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