「お風呂の時間だよ〜!」のひと声に、全力でイヤがる我が子。
遊びに夢中だったり、寒かったり、理由はいろいろあるけれど、毎日のことだからこそ、パパとしてはスムーズに済ませたいところ。
この記事では、共働き&交代勤務の家庭で実際に試してみて効果があった「お風呂イヤイヤ対策」を紹介します。
声かけの工夫から、アイテム活用、最終手段(!?)まで、我が家の実践例をぜひ参考にしてみてください。
子どもがお風呂を嫌がる理由って?

まずは、そもそもなぜ子どもはお風呂を嫌がるのか。
理由を知っておくと、対策も立てやすくなります。
身体の不快感・寒さ・怖さなどが原因に
急に洋服を脱がされて、裸で寒い脱衣所に。
大人でもちょっと嫌になりますよね。
子どもは「暑い・寒い・濡れる」などの感覚に敏感です。
さらに、お湯が熱かったり、顔に水がかかるのが怖かったりする子も多いです。
「今じゃなくてもいい」が子どもには大問題
まだ遊びたい、今はブロックを崩したくない!というように、「タイミングのズレ」も原因のひとつ。
大人にとっては「少し待ってから入ればいい」話でも、子どもにとっては“今すぐは無理”という気持ちが大きく反発になります。
お風呂イヤイヤ対策|我が家で効果のあった声かけ例

言い方ひとつで、子どもの気持ちは意外と変わることも。
わが家で試して効果のあった声かけを紹介します。
「お風呂で〇〇しよう!」と“楽しさ”を先に伝える
「今日は泡で遊ぼうか!」
「お風呂でおもちゃ浮かべてみる?」
楽しいことが待っているとわかると、子どもも前向きになりやすいです。
ちょっとしたイベント気分を作ってあげるのがコツ。
我が家でもこれを試したら、あんなに嫌がっていたのに先にお風呂で待ってるようになりました。笑
「終わったら〇〇しようね」で“先の見通し”を提示
「お風呂のあとにアイス食べようね」
「出たらパパと絵本読もうか」
“そのあとの楽しみ”を具体的に伝えることで、「ちょっとだけがんばろうかな」という気持ちに。
「今日はどっちが先?」で“選択肢”を与える工夫
「パパが先に入る?〇〇が先に入る?」と聞くことで“自分で選んだ”という納得感が生まれます。
イヤイヤの原因が「強制されてる感」のときに特に効果的です。
声かけ以外にやって効果があった工夫

言葉だけじゃ限界があることもありますよね。
わが家で取り入れてよかった「声かけ以外」の工夫も紹介します。
おもちゃ投入で“遊び場化”!
100円ショップのお風呂用おもちゃや、空のシャンプーボトルなども活用。
「遊び場」として認識させると、自分から入るようになった日もありました。
最近、我が家ではシャボン玉をお風呂でするのがブームになっています。笑
お気に入りタオル・服でモチベアップ
「このタオルふわふわで気持ちいいよ」
「このパジャマ着たいから入る!」というように、お風呂後の“お気に入り”を楽しみにするパターンも効果的でした。
一緒に入って“パパの真似”をさせるのも有効
子どもは「パパと一緒に何かする」が大好き。
「パパの体のあわあわとって~」と声をかけながら、シャワーを持たせて流してもらったり、一緒に使ったりして“真似っこ欲”を刺激してあげました。
それでもダメな日はどうする?パパのゆるい構え方

どんなに工夫してもうまくいかない日もあります。
そんな日は「やらなきゃ」ではなく、「できることだけやればいい」と切り替えるのも大切です。
「今日は拭き取りだけ」もアリにする柔軟さ
無理にお風呂へ引っ張るのではなく、温かいタオルで体を拭くだけでもOKにすることも。
「お風呂=大変」という印象がつかないようにするのが目的です。
無理せず“明日にする”という選択肢も
どうしても泣き叫んで入れない日は、「じゃあ明日入ろうか」にしてしまうのも選択肢。
毎日完璧じゃなくても、親子で気持ちよく過ごせることが最優先です。
まとめ
お風呂イヤイヤは、どの家庭でも一度は通る道。
でも、「子どもにも理由がある」と理解するだけで、少し心の余裕が生まれます。
・楽しい声かけで誘う
・お気に入りアイテムでモチベUP
・どうしても無理な日は潔くスキップ
こんな“ゆるさ”と“工夫”のバランスが、パパにできる最善の関わり方かもしれません。
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