共働き家庭でよく聞く悩みの一つが「夫婦のすれ違い」。
仕事・育児・家事とやることが多すぎて、気づけば会話が減り、なんとなくギクシャク…
なんてこと、ありませんか?
我が家も交代勤務ということもあり、すれ違いを感じる場面が何度もありました。
でも、ちょっとした工夫や意識を変えるだけで、そんな悩みはグッと軽くなるもの。
今回は、実際にパパの立場から「やってよかった」と思える、すれ違い解消の工夫をご紹介します!
すれ違いが起きやすい共働き夫婦の現実

共働きで家事・育児もこなしていると、「気づけばすれ違ってばかり…」ということ、ありませんか?
特に交代勤務や夜勤がある家庭では、生活リズムがバラバラになりやすく、会話や気持ちの共有が難しくなるものです。
ここでは、わが家で実感した“すれ違いが起こるリアルな原因”についてまとめてみました。
勤務時間の違いで会話が激減
共働き、特に交代勤務や夜勤がある家庭では、物理的に顔を合わせる時間が限られます。
朝は子どもの準備に追われ、夜はどちらかが疲れていて会話が最低限に。
気づけば「ちゃんと話したのっていつだっけ?」なんて状態も少なくありません。
夫婦であっても、会話がないと相手の気持ちや状況がわからず、すれ違いが起きやすくなってしまいます。
「家事や育児の分担」でストレスが溜まる
「どっちがどれだけやってるか」でモヤモヤが積もるのも、共働き家庭のリアル。
お互いに忙しい中、家事・育児を分担しているつもりでも、無意識に「自分のほうが頑張ってる」と感じがちです。
言葉にせず我慢していると、感謝の気持ちがすれ違い、やがて不満に変わってしまうことも。
我が家の家事・育児分担ルールは、【我が家の”家事分担ルール”大公開!共働き夫婦でうまく回すコツは?】で紹介しています。
すれ違いが続くと心の距離も…
会話が減り、不満がたまっていくと、心の距離も遠くなります。
「なんとなく冷たい」「最近笑い合ってない」など、小さな違和感が積み重なると、夫婦関係にも影を落としかねません。
共働きだからこそ、意識して“つながる時間”を持つことが大切です。
パパがやってよかった“すれ違い解消法”

「このままじゃダメだ」と思い、少しずつ実践してみた“すれ違い解消の工夫”があります。
特別なことではないけれど、ちょっとした意識や習慣が、夫婦の関係性をグッと前向きにしてくれました。
今回は、共働き夫婦でもできる・続けやすい具体的な方法を、実体験をもとに紹介します。
短時間でも「1日1会話」を意識
忙しくても、たとえ5分でも「おはよう」「今日はどうだった?」のひと言を交わすように意識しました。
長く話す時間がなくても、「話せた」という実感があるだけで安心感が生まれます。
スマホを見ながらではなく、相手の顔を見て話すだけで、気持ちの通い方が変わるのを実感しました。
お互いのスケジュールを可視化する
すれ違いを減らすには、予定を“見える化”するのが効果的でした。
紙のカレンダーや共有アプリを使って、お互いの勤務や予定を書き込むだけで、「この日は忙しそうだから自分がやろう」といった配慮が自然にできるように。
見通しが立つと、無用なイライラも減ります。
感謝を「言葉にする」習慣をつける
「ありがとう」をきちんと伝えることを意識しました。
相手が当たり前にやってくれていることでも、言葉にして感謝すると、関係がすごくやわらかくなります。
「やってくれて当たり前」と思いがちな日常だからこそ、感謝を伝えるだけで相手のモチベーションも変わります。
週1の“お茶タイム”を習慣にした
週に一度、子どもが寝た後に15分だけでもお茶を飲みながら近況報告。
テレビもスマホもオフにして、顔を見て話すだけの時間です。
最初は気恥ずかしかったですが、意外と続けられて、今では我が家のちょっとした習慣に。
リラックスした空気の中で話すと、お互い素直な気持ちも伝えやすいです。
それでもすれ違うときはどうする?

工夫していても、忙しい日々の中ではどうしてもすれ違うことがあります。
そんなときに大事なのは、「落ち込まない」「諦めない」こと。
気持ちのズレが生まれたときにどう向き合うかで、その後の関係が大きく変わります。
ここでは、すれ違ってしまったときの“リカバリーのヒント”をお伝えします。
「察して」はやめて“伝える努力”を
「言わなくてもわかってほしい」は通じません。
だからこそ、自分の気持ちや状況を言葉で伝える努力を大事にしました。
イライラや疲れを我慢するより、ちゃんと伝えたほうが結果的にラクになります。
小さなことでも、「今日はこうだった」と話すだけで、すれ違いは減っていきます。
お互いに「一人の時間」を確保する
ずっと家族や仕事に追われていると、心に余裕がなくなります。
だからこそ「自分だけの時間」も必要です。
一人で散歩に出かけたり、カフェでゆっくりしたりすることでリフレッシュでき、相手にも優しくなれるように感じました。
お互いがそういう時間を持てると、関係もより健全に保てます。
“自分だけの時間”を相手が取れていないようなら、意識して取らせてあげることも大切です。
家庭内の“当たり前”を見直すタイミングに
「これは夫の役目」「これは妻がやるべき」といったルールを、一度リセットして話し合うことも大切です。
生活スタイルや子どもの成長によって、最適な家事育児の分担も変わります。
定期的に見直してアップデートしていくことで、無理のない形で協力し合えるようになりました。
まとめ
共働き夫婦にとって、すれ違いは避けて通れない課題のひとつです。
ですが、ちょっとした声かけや時間の使い方、そして「伝えようとする気持ち」があれば、少しずつ関係は良くなっていきます。
わが家でも、すれ違う日々にモヤモヤした時期がありましたが、小さな行動の積み重ねが、お互いを思いやるきっかけになりました。
完璧を目指さなくてOK。
日常の中に“ふたりの時間”や“ありがとう”を増やすだけでも、夫婦関係は少しずつ前向きになります。
「すれ違ってしまった」と落ち込む前に、「今できること、ひとつでもやってみよう」という気持ちで、今日からできることを始めてみませんか?
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